EPPクラフト005, 006シリーズ組み立て例(2008年06月01日更新)

はじめに

このHPはEPPクラフト005および006シリーズの組み立て例説明ページです。

EPPクラフトシリーズではRC化を前提とした説明書はあえてご用意いたしません。

これはこのEPPクラフトシリーズは中級者〜上級者の皆様に、小型でスケール感の高いEPP機を皆様のアイディアで飛ばしていただく為に御用意したものだからです。

ですので、同じ飛行機を、ラダーエレベータで飛ばすもよし、エルロンエレベータでとばすもよし、エレボンで飛ばすもよし、玩具のラジコンのメカを積み替えるもよし。 上半角やスラスト、動翼の大きさや重量配分などさまざまな選択で、味付けの違った自分好みの機体に仕上げる事が可能です。

これらのペーパークラフトならぬEPPクラフトのコンセプトをご理解の上、購入・製作してください。

また予告無くデザインおよび仕様を変更する事があります。ご了承ください。

EPPクラフト全機種共通説明書は、こちらを参照してください。

 

←005:予告無く改良されることがあります。

 


機体レイアウト例

 


完成機体ムービー集

http://rc.insect.co.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=4&lid=103Rai氏ラダー機

http://rc.insect.co.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?cid=4&lid=92オスカー氏4ch機

 


完成機体写真集

 

 

 

 

 

←実際のシートとは異なることがあります。

 

 


参考製作事例

あくまでも一つの製作例です。ご参考までに。

例のごとく5mmと3mmEPPの2枚組です。カットラインに沿って、パーツをカットしていきます。

 

まず、主翼の製作にかかります。EPPシートから切り出し、二つを接着します。基本接着剤は3Mスコッチ強力接着剤 プラスチック用等を使います。

主翼の補強は板状カーボンスパーを使います。RCホビーで販売されている厚手のカーボンスパーなどです。( SPカーボンスパー 3mm x 850mm 厚さ0.5mmまたは、 SPカーボンスパー 5mm x 850mm 厚さ0.6mm 等 )す。

注意事項としては、カーボンロットによる補強は板状翼の場合、ねじれ方向への剛性が全く確保できないので、注意です。できる限り、板状カーボンをつかってください。

もちろん、板状のバルサなどでも代替できるとは思いますが壊れる可能性も高いと思います。

主翼は上半角を付ける必要があると思われます。カーボンを重ね合わせ、そこを瞬間接着剤で固定するのが良いでしょう。

瞬間接着剤硬化剤を利用する場合は、かならず、スプレーが完全にかわいてから塗装面をさわるようにしてください。

胴体を組み上げていきます。主翼の取り付け部分を目印にねじれがないように接着していきます。接着剤は3Mスコッチ強力接着剤 プラスチック用を使ってください。

多少のねじれは、製作後ドライヤーなどで修正できます。

機首部分は開けておきます。モーターなどを配置してから接着します。

主翼を取り付けます。そのまま取り付けてしまって問題ないのですが、パイロンレースなどを主眼に入れる際は、主翼の取り付け角度は重要です。適宜調整してください。

水平尾翼を接着しますから接着します。

動翼はヒンジを使わないB.西山方式が推薦です。

仕上がりが綺麗で、そこそこの強度がでます。

接着剤は3Mスコッチ強力接着剤 プラスチック用を使ってください。

垂直尾翼&操縦席部分および水平尾翼を接着しますから接着します。ラダーの取り付け部分は胴体下部分を接着したあとに、後で直線状になるようにカッターなどでカットし形を整えてください。

可動部分付近で干渉するところなどをカットしていってください。

サーボの配置はこの場合、完全に内側に入れましたが、外側に露出する形の方が、メンテナンスや製作面で優れます。

次に機種のモータマウントを準備していきます。

EPPなどで、機首部分の胴体の上下強度を補強します。

機種のテーパー部分のパーツは少し長くとってあります。

形をあわせてカットして上手く貼り合わせてください。

その補強に合わせて、モーターを接着してしまいます。

経験上胴体のプロペラの距離をとったほうが、良く飛ぶようです。

ラダーとエレベータのリンケージをしていきます。写真はサーボを内側に入れるパターンですが、かなり面倒ですので、外側へ露出させる仕様をお勧めします。

サーボホーンなどもできるだけ軽量のものを使いましょう。

作例では、カーボンスパーに穴をあけて、それをEPPに差し、瞬間接着剤で固定して使っています。

ラダーの取り付け部分は胴体下部分を接着したあとに、後で直線状になるようにカッターなどでカットし形を整えてくおいてください。

この機体の最大の製作難関部分の脚です。

作例では、車輪を装着するため写真のように切り出しています。

車輪をテープ等で固定し、脚は完成です。

脚部分はスケールサイズにならい、サイズを確保していますが、小型RC機のフライト性能を考えると、できるだけ短くする方が、安定します。

フライト性能を重視する場合、脚部分は写真のように短くして使うことを推奨します。

一度製作し、徐々に少しずつ短くしていくの方法として考えられます。

脚を接着し、PEラインなどで、補強します。

脚を短くした場合、カーボンなどによる補強はいりません。

柔らかい脚にしておくと、ショックを吸収し脚および機体そのものを守ってくれます。

これで完成となります。

ラダーの動作量は屋外であれば1cmもあれば十分です。

室内の場合は多少多めにとっておきますが、殆ど使うことはないと思います。

決してファンフライのような大舵角をとらないように注意してください。

以上です。調整は主に重心位置となります。

主翼の取り付け角度によりことなってきますので、少しずつベストポジションを探りあててください。

では、楽しいRCフライトを。

 

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