男ジャイロ
〜超軽量飛行機用2gジャイロキット〜

<特徴>
一切の調整機能も省いて、とにかく軽い、場所を取らない超軽量パークプレーン用2gジャイロ実験キットです。 組み立てときに感度倍率の設定ができます。
なお、消費電流が大きいサーボには不適合です。(WAYPOINT:W-038CL W-060 W-068PB、フタバ :S3103、Power HD HD-1370A等で動作確認済み※08年6月27日更新)

適応サーボ一覧についてはこちらを参照してください。

<付属品>
ジャイロ本体   1個
制御CPU   1個
チップコンデンサー 1個
ジャンパー用抵抗  1個
L型ヘッダーピン   1個

他にサーボケーブルが一つ必要です。
製作時に使うビニールケーブルもサーボケーブルの一部を使用します。
製作に使用する半田ごては30〜40W程度の小型のものが適します。

<組み立て>

L型ヘッダーピンを加工します。長い方のL型ピンを伸ばし真っ直ぐにします。
短い方のピンは使わないので抜いてしまいます。
伸ばしたピンは、真中のピンは約8mm、両端のピンは6mm程度に組立説明図のようにカットします。

制御CPUの使わない足は、向きをよく確認してカットしておきます。

加工したヘッダーピンと制御CPUを瞬間接着剤で仮止めします。
この時、制御CPUの向きを間違わないようにしてください。
また瞬間接着剤の付け過ぎに注意してください。半田付けする部分に瞬間接着剤が
付いてしまうと半田付けが非常にやり難くなってしまいます。

組立説明図に示した制御CPUの3ヶ所の足を内側に折り曲げそれぞれのヘッダーピンのピンへ半田付けします。
IC(制御CPU)の足が長過ぎる所は短く切っておくと仕上がりが綺麗です。

チップコンデンサーを組立説明図で示す場所へ半田付けします。
とても小さなパーツです。ハンダブリッジや半田不良にならないようにしましょう。
ジャイロ本体を万力や粘土などで固定するとやり易いです。
チップコンデンサーを取り付ける場所へそっと置いて楊枝などで軽く押さえた状態で片方ずつ半田こてをあてて半田します。

感度調節の足を半田付けしますが、感度調節の設定作業は後に残しておいてもOKです。
組立説明図を見てお好みの倍率の足をGndに付けます。
一般的には1倍(倍率設定の足は何処へも付けない)で良いと思います。
ジャイロの感度が高過ぎるとハンチング現象がおきて逆に飛ばし難くなります。
出来上がったジャイロの大きさや重さに拘らなければスイッチ等を付けてもよいです。

ジャイロを瞬間接着剤で仮止めします。
ジャイロの向きと位置に注意してください。位置は多少ずれてもOKです。

制御CPUの足(AD in)をジャイロの信号出力の端子へ半田付けします。
制御CPUの足は上に曲げますが、一回で決めないと制御CPUの足が折れてしまうことがあります。
もし折れてしまった時は、付属のジャンパー用抵抗の足で繋いでください。
ジャイロの各端子は小さいので注意してください。

ジャイロのGnd端子と制御CPUのGndを付属のジャンパー用抵抗の足で繋いでください。

ジャイロのVdd端子と制御CPUのVddを付属のビニールケーブルで繋いでください。
ビニールケーブルは、予め両端の被服を取って仮半田しておくと良いでしょう。
また少し長めの方が作業はやり易いです。

ジャイロへのそれぞれの半田付けは、ジャイロの各端子以外に付いていないか
またしっかりと付いているか虫眼鏡などで良く確認します。
金属ケースに触れていてもNGです。

サーボケーブルの取りつけ。
男ジャイロは一切の調整機能がありません。搭載時に向きを変えることがあるので
サーボケーブルは少し長めにした方がよいです。
図を見て各場所へ半田付けします。

もう一度配線やIC、ジャイロの向きなどに間違えが無いか確認します。
出来ればテスター等でヘッダーピンの各ピン同士がショートしてないか確認した方が良いでしょう。

動作試験をします。
サーボケーブルを受信機かサーボテスターに繋ぎます。
男ジャイロのヘッダーピンへ向きに注意してサーボを繋ぎます。
電源を入れ男ジャイロを動かして動作を確認してください。
動作の確認ができたらシュリンクチューブやセメダインXなどでモールドして完成です。

<調整>
ジャイロを機体に取り付ける前にジャイロの反応方向を確認します。
サーボの動きが逆の場合、取り付ける方向を逆にしてください。
ジャイロ本体は、機体のモーターの振動等の影響を受け難い場所へしっかりと止めます。
ジャイロを付けることによってサーボのニュートラルがずれることがあります。
その場合は、リンケージや送信機側で調整してください。
ジャイロを付けることにより若干舵の効きが甘くなりますので
リンケージや送信機側で調整してください。
ジャイロは、一般的にエルロンやラダ―サーボに付けます。


<注意>
大型機には使用しないでください。
大型サーボは接続しないでください。
風の強い日は、ジャイロがしっかりと支えてくれますが、
頻繁にサーボが動き続ける為、若干飛行時間か短くなる傾向にあります。

<サポート>
疑問点等はこちらの掲示板で受け付けます。

 

 

 

 

 


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